不動産売却で押さえておくべきポイントとは？失敗しないための基礎知識を徹底解説！

不動産売却は不動産会社に依頼せずに個人でもできる？

不動産売却は一般に宅地建物取引士のような専門資格をもった人材を置く不動産会社と媒介契約を結んで行うことになりますが、こうした不動産会社を通さずに個人の立場で不動産売却をすることも可能です。
たしかにこうした方法であれば、不動産会社のような法人を経由した場合にかかる消費税が免除されますし、同様に不動産会社に支払い仲介手数料も不要というメリットがあります。
ただし一般的ではない方法であるがゆえに、さまざまな困難があることも知っておく必要があるといえるでしょう。
たとえば不動産会社であれば一定の地域に販路をもっていますし、レインズなどの仕組みを通じて全国各地に物件情報を宣伝することも可能です。
ところが個人では宣伝をするにしてもせいぜい友人や親戚レベルにとどまってしまいますので、肝心の買い手が現れないおそれがあります。
ほかにも都市計画法や建築基準法などの関係法令の知識がないため、思わぬミスをしてしまいかねないところにも注意が必要です。

多くのメリットが得られる不動産売却の特徴

不動産売却では多くのメリットが得られますが、主なものとして資産を現金化できることや、維持費が不要になることがあげられます。
売却で得た資金を使って住宅ローンを完済すれば銀行保証料が戻ってきますし、その後の利子負担もありません。
また、不動産売却で得た資金をもとに更に良い条件の不動産を購入することも可能です。
住み手がいない住宅を所有していた場合には、不動産売却を行うことによって定期的な建物のメンテナンスがいらなくなりますので、非常に楽になります。
維持費もかなり負担に感じるというケースがあるため、住み手がいない場合には早めに手放すのがお勧めです。
他にも税負担が軽減されることは大きなメリットとなりますので覚えておきましょう。
使ってない土地であっても、所有していると固定資産税や都市計画税等の税金を支払う必要が生じますので、気を付けなければなりません。
売却することでこれらの税負担を減らすことができます。